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五式中戦車と九二式重機関銃作成記15 対空擬装その1

対空偽装
モッキーはふと思った???対空擬装や予備の履帯を戦車に取り付ける時にどうしたらいいのだろうか?
1946年4月の本土決戦時には常に敵航空機の脅威にさらされている。今まで硫黄島から出撃してきたP-47やP-51は北関東までは航続距離がギリギリで戦闘空域での
滞空時間に限りがあったが、1945年11月に始まった南九州上陸「オリンピック作戦」により鹿児島・宮崎がアメリカ軍に占領されそこに約3,000機が収容できる大規模な
航空基地が建設されより近い南九州からの出撃で爆弾やロケット弾を搭載して余裕で関東に飛来することが出来る。
更に重爆撃機に加え、中型攻撃機も飛来するようになり、関東の上空は常に敵機が我が物顔で飛び回っている状態だから、対空擬装をしていないなんてありえない。
また予備の履帯も装備したい。アメリカやドイツの戦車でよく砲塔前面や側面に予備履帯をつりさげている写真を見かける。
日本ではその様な写真はあまり見かけない。日本陸軍は予備履帯を戦車に取り付けないのか?と思って探していたらありました。
type97ritaiS.jpg
撃破された九七式中戦車だが、左の写真だと砲塔部分に履帯を吊り下げている。右の写真は車体前面に載せている。
履帯が切れた時に予備がないと走行困難になるし、ただでさえ薄い装甲の日本陸軍の戦車が追加装甲代わりに履帯を利用しないのは不自然だと思います。

オリンピック作戦
予備履帯や擬装網などを取り付ける為の金具がまったくないんですよね。この戦車は・・・
まあ本当の歴史では試作段階で終戦になってしまったので、そこまで気が回らないのは致し方ないのですが、前年11月のオリンピック作戦や頻繁に空襲される関東地方では
もはや対空擬装は必須となっているので、その取り付け金具はないとおかしいでしょう?
プロトタイプで装備されていない装備は実戦を経て量産型では改良されるだろうし、万が一なくても現地部隊で取り付けることもおかしくない。
そこで取り付けられる部品を今まで作ったプラモの余りのパーツの中で探してみました。ゴソゴソ
予備履帯
エッチングパーツも捨てずにとってあります。薄い鉄の板などはエッチングパーツは使えます。
今回の取り付け金具に利用出来そうな部品はエッチングパーツの枠の部分を切断します。
戦車が追加装甲
なんとなく、それっぽい部品が出来上がりました。
戦車全周にとりつけるので長いパーツ
戦車全周にとりつけるので長いパーツを10個と短いパーツを1個作りました。
自作したパーツを戦車に取り付けます
先ほど自作したパーツを戦車に取り付けます。
ただ単に貼り付ければ良いと言うわけではなく、ちゃんと扉部分に当たらない様に接着します。
牽引用のワイヤー抑え
車体にも6個取り付けました。車体右後方には牽引用のワイヤー抑えなどの器具が取り付けてあるので、擬装網の設置にはその部品が利用できると思い
その箇所にはあえて設置しませんでした。
擬装網の設置
砲塔をぐるーーっと1回旋回させて、取り付けた金具にぶつからない事を確認します。
旋回砲塔に予備履帯を取り付ける
さて予備履帯の取り付けですが、旋回砲塔に予備履帯を取り付ける時に、裏面を接着して浮かしたら、マジックショーじゃあ~あるまい!そんなことはあり得ない
車体に溶接するという事も考えられるが、予備の履帯なので取り外せないと意味がない
だから取り付けフックを自作します。鉄のフックだと思うのでホビーワイヤーに黒鉄色で塗装します。
ホビーワイヤーを使って予備履帯の取り付け
ホビーワイヤーを履帯に巻きつけてから取り付け金具にぐるっと廻して接着
あまり力任せに引っ張ると、パーツが外れたり破損することも考えられるので手加減しながら引っ張ります。
予備履帯は黒鉄色
砲塔と車体前面にも予備履帯と2種類作りました。予備履帯は黒鉄色で塗っていますが、多少汚しはしています。だけど実際に利用しない予備なので
泥だらけなのも変なので少し汚した程度にしています。
砲塔部分の履帯は下の車体から少し浮かした状態になっています。鉄の部分なので車体と接触すると傷がつくので、履帯下部と車体との間は少し離しています。
擬装網には止血用のガーゼ
擬装網の作成に移ります。今回利用するのは歯医者さんでもらった、止血用のガーゼ!
これが手元に残っていたのでこれを使います。
ガーゼを広げると丁度網目
ガーゼを広げると丁度網目になっているのでこれが使えそうです。
でも白はいけないので適当な色を着色していきます。
陸軍で使う網って何色
帝国陸軍で使う網って何色?さっぱりわからん?カーキー色にしようか?悩んだんだけど
五式中戦車の車体を塗装した際の枯草色が余っているでその色で作りました。車体の迷彩塗装にぴったり合いそうです。
枯草色にたっぷりの薄め液
まさかガーゼに筆塗りという訳にもいかないので、枯草色にたっぷりの薄め液をつけて、そこにガーゼを浸しました。色を吸ってくれて良い感じになります。
擬装網に少し薄汚れた感じ
十分に乾かして広げてみたんだけど、少し綺麗な感じもする。もう少し薄汚れた感じも欲しいところです
エナメルブラックで汚し加工
エナメルブラックを使って汚してみました。
同じように少量のエナメルブラックを溶剤でおもいっきり薄めてからさっき着色した擬装網に浸した後に乾かします。
DSCF6016S.jpg
擬装網は出来上がりましたが車体の取り付けは次回にしたいと思います。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2017/09/02(土) 07:56:59|
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